- 医療脱毛とは
- 医療脱毛と美容脱毛の違い
- 毛の生えるサイクル「毛周期」と
医療レーザー脱毛の仕組みとの関係 - 当院の医療脱毛機器
GENTLE MAX PRO(ジェントルマックスプロ)について - ジェントルマックスプロの詳細
- VIO脱毛のすすめ
- キッズ脱毛(高校生以上)
- 治療の流れ
- 医療脱毛を受けるときの注意点
- 医療脱毛の費用
医療脱毛とは
医療脱毛とは、高出力の医療レーザー治療器を用いて、身体の不要な毛を半永久的に脱毛する施術のことです。施術は医療従事者(看護師・医師)のみに許されており、それ以外の施術者(エステティシャン等)が行う脱毛については、「美容脱毛」に分類されます。
医療脱毛では、高出力レーザーの照射によって毛の“もと”となる発毛細胞を破壊することで、照射部位の半永久的な脱毛が可能になります。この点が、月日が経過するとまた同じように毛が生えてしまう美容脱毛ともっとも異なります。
ただし、1度で脱毛が完了するわけではありません。脱毛効果をしっかりと実感するためには、複数回の施術が必要になります。
当院では、医療レーザー治療器「Gentle Max Pro(ジェントロマックスプロ)」による医療脱毛を行っています。
医療脱毛と美容脱毛の違い
クリニック等で行われる医療脱毛と、エステ店などで行われる美容脱毛では、具体的にどのような点が異なるのでしょうか。
施術方法の違い
医療脱毛では、高出力レーザーによって、発毛細胞を破壊するという施術を行います。これにより、半永久的な脱毛効果が得られます。
対する美容脱毛では、光脱毛で毛根を弱らせる施術を行います。毛が少なくなる・薄くなる効果は期待できますが、月日が経過すると高い確率で再び元のように毛が生えてきます。
施術回数(通院回数)の違い
VIO脱毛を例にとり、必要となる施術回数(通院回数)をご紹介します。
医療脱毛によるVIO脱毛では、おおよそ5~8回の施術を要します。
対する美容脱毛によるVIO脱毛では、おおよそ12~20回の施術を要します。
美容脱毛は光脱毛で痛みが少ないというメリットがありますが、効率性でいうとやはり医療用レーザーを用いる医療脱毛には敵いません。
施術時の痛みの違い
施術時の痛みは、高出力レーザーを使用する医療脱毛の方が強くなります。ただその痛みは「ゴムで弾かれる程度の痛み」ですので、それほど心配される必要はありません。また当院では、一時的に痛みを感じにくくする麻酔クリームをご用意しております。
痛みが心配な方は、事前にお申し出ください。
施術者・施設常駐者の違い
医療脱毛は医療行為の1つであり、看護師または医師のみがその施術を許されています。
一方の美容脱毛の施術者は、特に資格や経験を問われません。
また医療脱毛の場合、その施設(医療機関)には常に医師が常駐しております。万が一皮膚トラブルが生じた時にも速やかに対応・治療いたしますので、安心して施術が受けられます。
毛の生えるサイクル
「毛周期」と医療レーザー脱毛の仕組みとの関係
毛周期とは
髪の毛がそうであるように、ヒトのすべての「毛」は、生え替わりを繰り返しています。そして毛の生え替わりの1サイクルのことを「毛周期」と呼びます。
毛周期の長さは毛の種類(毛髪であるか腋毛であるか等)、個々の毛質などによって異なりますが、女性であれば毛髪が4~6年ほど、腋毛が2カ月ほどと言われています。
毛周期は大きく3つに分かれており、毛が成長する期間である「成長期」、成長が止まり抜けやすくなる「退行期」、そして毛が抜け次の毛を生やすための期間となる「休止期」となります。
成長期に医療脱毛を繰り返すことで、半永久的な脱毛が可能に
医療レーザーによる脱毛は、毛周期のうち「成長期」にのみ有効となります。そして毛は1本1本異なる毛周期リズムを持っているので、「退行期」「休止期」にあたる毛については期間をおいて成長期を迎えてから施術する必要があります。
ご希望される部位に対して定期的に何度か医療脱毛を行うことで、その部位がきれいなツルツル肌になるのです。
当院の医療脱毛機器
GENTLE MAX PRO
(ジェントルマックスプロ)について
なかもず女性クリニックヤギでは、「Gentle Max Pro(ジェントルマックスプロ)」を導入しております。
Gentle Max Pro(ジェントロマックスプロ)は、厚生労働省に認可された医療用脱毛機で、長期的な減毛を目的としたレーザー装置です。永久減毛の効果が期待できる装置として、高い信頼を得ています。
この「Gentle Max Pro(ジェントルマックスプロ)」には、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2種類のレーザーが搭載されており、それぞれの特性を活かした施術が可能です。これにより、脱毛(減毛)効果がさらに向上します。さらに、施術中に「ダイナミッククーリングデバイス(DCD)表皮冷却システム」が冷却ガスを噴射し、照射部位を瞬時に冷却。これによって熱損傷(火傷など)のリスクを軽減し、痛みも最小限に抑えます。
脱毛以外にも、レーザーフェイシャル(シミやくすみの改善)やレーザーシャワー(肌の引き締めやたるみの改善)といった美容施術にも対応しています。
Gentle Max Pro(ジェントルマックスプロ)の特徴
レーザー脱毛の原理を最大限に活用した医療レーザー脱毛機
Gentle Max Proは「選択的光熱融解」の原理を応用した脱毛機器です。
肌の表皮を傷つけずに、標的(皮脂腺開口部・バルジ領域・発毛細胞)のみにアプローチするため、周囲の組織を傷つけない脱毛が可能になります。
厚生労働省から認可された医療レーザー治療器
Gentle Max Proは、長期にわたる脱毛効果を有するレーザー治療器として、厚生労働省より認可を受けています。
照射スポット“20~24mm”、照射スピード“2ショット/秒”という効率的かつ高速でのレーザー照射が可能です。
アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーを搭載
アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーという、波長が異なる2種類のレーザーを照射することが可能であり、これらを使い分けることで、さまざまな毛質に対する脱毛が可能になります。
アレキサンドライトレーザー
755nmという短い波長のレーザーです。
メラニン色素を選択的に吸収することで光エネルギーを熱エネルギーへと変換し、発毛細胞を破壊していきます。
ヤグレーザー
1,064nmという長い波長のレーザーです
肌の深くにあるムダ毛、産毛、硬い毛、黒い肌・日焼けした肌など、さまざまな毛質・肌質に対応することができます。
ジェントルマックスプロの詳細
機械名称 | ジェントルマックスプロ |
---|---|
一般名称 | ロングパルスアレキサンドライトレーザー |
製造企業 | シネロンキャンデラ社(アメリカ) |
波長 | アレキサンドライトレーザー755nm |
パルス幅 | 0.25 – 100msec |
照射スポット | 20mm/22mm/24mm spot |
照射スピード | 2ショット/秒 |
皮膚冷却 | Dynamic Cooling Devicee(DCD) |
施術回数の目安 | 4回 |
効果 | 長期間にわたる毛包の新生及び抑制 |
副作用 | 炎症、熱傷、硬毛化 |
VIO脱毛のすすめ
VIOの毛は、おりものや月経血がからまり、むれやにおいの原因になります。また自己処理は肌を痛めるだけでなく、剃毛後の生えてくる途中でかゆさを感じることもあります。あとは、お気に入りの下着をはきたいけれど毛がはみでてしまう、なんとなくそんなときはブルーな気持ちになりますよね。
VIO脱毛はそんな煩わしさから、解放してくれます。毛量は断然少なくなりますし、むれやにおい防止になります。清潔を保ちやすく、自己処理による肌荒れもなくなります。デメリットをあげるとすると、脱毛時の痛みがあることや、温泉などにいったときの周囲の反応でしょうか。しかし最近はどの年代の方でもお手入れされている方が多く、実際のところはあまり気になりません。痛みに関していうと、耐えられない痛みではないですし (よく言われるのはゴムではじかれるような痛み)、当院ではご希望の方に麻酔クリームを塗布後に処置しておりますので、安心して施術を受けてもらえるようにしています。
キッズ脱毛(高校生以上)
なかもず女性クリニックヤギでは、高校生のキッズ脱毛(医療脱毛)に対応しております。
高校生になると、おしゃれやスキンケアにもっと関心を持つ女子が増えてきます。男子の目を意識したり、女友達と自分を比べて、体毛が気になることで悩む方も少なくありません。
そうした悩みを解消する手段として、脱毛を検討している方も少なくないのではないでしょうか。
高校生でも脱毛・医療脱毛ってできるの?
高校生は医療脱毛を受けられるのでしょうか?結論から言えば、「可能」です。
当院では、初回は必ず保護者同伴でご来院頂ければ、医療脱毛が受けて頂くことが可能です。
近年では、高校生自身が脱毛に興味を持ったり、保護者が協力的にケア方法を探したりすることで、「医療脱毛を受けたい・受けさせたい」というケースが増えています。
高校生で医療脱毛を進めるメリット
ムダ毛の悩みが軽減される
高校生から医療脱毛を始めるメリットは、早い段階でムダ毛の悩みを軽減できる点にあります。高校生は感受性が強い時期であり、自分の容姿や体質に敏感になったり、周りと比較して気持ちが左右されやすいものです。
ムダ毛をコンプレックスに感じている方もいるかもしれませんが、医療脱毛を進めることで、その悩みを少しずつ解消できます。
ムダ毛のない肌を手に入れることで自信がつき、より充実した学校生活を送るためのきっかけにもなるでしょう。
自己処理から解放される
自己処理から解放されることも、医療脱毛の大きなメリットです。ムダ毛は処理しても次々と生えてくるため、自己処理の手間を煩わしく感じている高校生は多いでしょう。医療脱毛を進めることで、自己処理の頻度を大幅に減らすことができます。
さらに、自己処理の頻度が減ることで、肌トラブルのリスクも軽減されます。自己処理は肌にダメージを与え、埋没毛や色素沈着、炎症などを引き起こす原因となります。こうしたトラブルが続くと、肌が元の状態に戻りにくくなることも。医療脱毛は、こうした悪循環を防ぐためにも、ぜひ試していただきたい施術です。
高校生が医療脱毛をするときの注意点
再び毛が生えてくる可能性を理解しておく
知っておくべきこととして、「医療脱毛をしても再び毛が生えてくる可能性がある」という点が挙げられます。医療脱毛後に毛が再生する可能性は、年齢に関係なく誰にでもありますが、高校生は特に大人と比べて再び毛が生えやすいと言われています。その理由として、以下の3つが考えられます。
- 高校生は大人に比べて毛周期が安定していない
- 高校生の毛は細いものが多い
- 成長期で細胞分裂が活発
高校生はまだ体が成長段階にあり、毛周期が安定していないため、脱毛のタイミングを正確に見極めることが難しくなります。施術のタイミングが合わないと、脱毛効果が弱まることがあります。また、高校生の毛は大人ほど太くないことも覚えておくべきポイントです。レーザー照射は太い毛に対して効果が高いため、細い毛が多い高校生では期待通りの効果が出にくいこともあります。
さらに、10代は細胞分裂が活発で、成長に伴い組織が変化しやすいため、大人に比べて再び毛が生えやすいことにも注意が必要です。
保護者の同意を得る
高校生が医療脱毛を受ける際には、自分の判断だけで契約することはできません。保護者の同意が必須です。まずは、ムダ毛に関する悩みや医療脱毛のメリットを保護者にしっかり伝え、理解と賛同を得ることが大切です。(当院では初回は必ず保護者同伴が必須となります。)
医療脱毛には肌への負担や一定のリスクも伴うため、安心して施術を受けるためには、高校生本人と保護者の双方が十分に説明を受け、納得した上で契約を進めることが重要です。
治療の流れ
施術希望部位は前日に剃毛をお願いしています。専用の施術室にご案内します。施術希望部位を露出し、ベッドに横になります。目の保護のためにシールドを装着し、施術開始になります。施術はゴムではじかれるような痛みが少しあります。施術時間は部位によりますが、大体10~15分程度です。その後適宜、照射部位を冷やし、保湿材を塗ります。
医療脱毛を受けるときの
注意点
- 毛周期の関係上、適切な治療間隔で複数回のレーザー照射が必要になってきます。毛周期とは毛が生えかわるサイクルのことで、成長前期・成長後期・退行期・休止期に分かれます。脱毛に適した時期は成長前期の後半から成長後期にかけてと言われています。また毛の生えている部位により毛周期が異なるため、複数回の照射が必要になってきます。
- 目の保護のためにシールドを装着しますが、施術中は必ず目を閉じてください。
- 当日は照射部位への制汗剤、日焼け止めの使用は控えてください。色素沈着の原因になります。
- 火傷のリスクになるため、治療期間中および前後は日焼けをしないようにお願いします。
- 照射後にかゆみを感じることがありますが、掻いたりしないでください。
- 照射後に皮膚に異常を感じたら、自己判断はせず必ず受診をしてください。
医療脱毛の費用
部位 | 料金(税込) |
---|---|
VIO | 20,000円 |
両脇 | 3,000円 |
キッズ脱毛(高校生)両脇 | 2,000円 |
初診料+軟膏代 | 1,500円 |