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妊活相談・
男女産み分け

妊活相談 (不妊症)

不妊症とは

不妊症とは不妊症について日本産婦人科学会では、「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、避妊することなく通常の性交を継続的に行なっているにもかかわらず、妊娠の成立を見ない場合を不妊という。その一定期間については1年というのが一般的である。なお、妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問わない。」と定義されています。約10-15%のカップルが不妊症であるとされています。

不妊症の原因

不妊症の原因

不妊症の原因として1996年のWHO (世界保健機関)の発表では、女性のみ41%、男性のみ24%、男女ともに不妊原因がある場合が24%、原因不明が11%であり、女性だけでなく約半数は男性に不妊原因があるとされています。女性因子には卵巣因子、卵管因子、子宮因子、免疫因子があります。卵巣因子には排卵障害や黄体機能不全、卵巣予備能の低下など、卵管因子にはクラミジア感染症や子宮内膜症に伴う卵管閉塞など、子宮因子として子宮筋腫や子宮奇形などが挙げられます。免疫因子は原因不明であることが多いです。男性因子として、造精機能障害や性路障害、性機能障害が挙げられます。

不妊症の検査

内診・エコー検査・ホルモン検査・感染症検査・精液検査などを必要に応じて実施しています。また子宮卵管造影検査や子宮鏡検査が必要な患者様は近隣の病院へご紹介いたします。

不妊症の治療

不妊症の治療

不妊症の治療は大きく一般不妊治療と体外受精に大別されます。一般不妊治療はタイミング法と人工授精に分けられ、患者様の月経周期、基礎体温、エコー検査、尿検査、採血検査などから総合的に排卵日を予測し性交渉のタイミングを指導 (タイミング法)したり、採精した精子を子宮内に注入 (人工授精)したりします。卵胞の発育や排卵を促すため、内服薬や注射製剤を使用する場合があります。正常妊孕能の方では1周期あたりの妊娠率がタイミング法で約20%と言われておりますが、不妊症の方では1周期あたりの妊娠率が、タイミング法で0-5%、人工授精で5-10%と言われています。繰り返し行なっても妊娠が成立しない場合、タイミング法→人工授精→体外受精へとstep upしていくのが一般的です。体外受精が必要な場合は実施している施設へご紹介させていただいております。

男女産み分け相談

男女の産み分けについて

確実な男女の産み分け法について確立された方法はありません。しかしリンカル錠を使用した場合多くが男児であったとするデータや腟内のpHを調整することで男女の産み分けがある程度できる可能性があるため、当院では患者様の希望に応じてリンカル錠や腟内ゼリーなどを使用しています。

※男女の産み分けを確約するものではありません。
※男女産み分けの目的での着床前あるいは出生前遺伝学的検査は日本では認可されておりません。